2012年7月22日日曜日

Western Digital My Book Thunderbolt Duo を導入

ついに我が家にThunderbolt機器を導入した。

メインPCはiMac2011 27inch。


2011年5月に発表されたiMac 27inchをカスタマイズして
3.4GHzクアッドコアIntel Core i7
256GBソリッドステートドライブ
AMD Radeon HD 6970M 2GB GDDR5
16GB 1,333MHZ DDR3 SDRAM



を積んでいる。



静音のためにハードディスクは内蔵させていない。
ハードディスクは外付けと決めていたので
これまではFW800で接続できるonntoのdatatale RS-M4QOという
3.5inchハードディスクを4台内蔵できるケースを導入して、4mのケーブルを這わせて遠くに置いていた。



導入した際に誤算だったのは、RS-M4QOはJBODには非対応。
JBODとはハードディスクをそれぞれひとつずつとして認識。raidとはバックアップも兼ねて複数台のハードディスクを1台として認識する。MacのTimeMachineとは相性が悪い。

つまり、複数のハードディスクを入れても必ずRaidとして1つのハードディスクとして使わなければいけないのだ。
それには同じ型番の同じ容量のハードディスクを2台以上挿入しなければならない。

これにはかなり困って、結局4台もハードディスクを内蔵できるのにもかかわらず、2台の2TBハードディスクをRaid1で使用し、
パーティションを切ってiMacのOSをTimeMachineでバックアップしていた。







しかしここに来て2TBのハードディスクがパンパンになってきた。
3TB以上のハードディスク2台を換装すると、おそらく25000円。
家には500GB×2台のハードディスクが転がっている。
個人的にはずっとJBODで使用出来るケースを切望していたので
これを機会にハードディスクではなくケースを新調することにした。



で、買ったのはロジテックのLHR-4BREFU3


同じくハードディスクを4台収納できるもので、JBODにも対応している。
お値段、約20000円。



届いて早速ハードディスクの構成を行った。

・2TB_1にiTunesと写真、ビデオカメラの動画。
・2TB_2には1のバックアップをTimeMachineで行う。
・500GBに捨ててもいい動画
・500GBに捨ててもいいその他もろもろ




設定したのはいいが、LHR-4BREFU3のファンがうるさいのである。
静音仕様とされているのだが、僕の耳には非常に不快な音を発している。
これはいかんぞ。

色々考えたが、iMacにはThuderbolt端子がついているのに、
1年以上1度もこの端子を使ったことがない。
FW800の転送速度理論値は800Mbps。
Thunderboltは10Gbps。
その差約10倍以上である。


これを使わずに現行のiMacを買った価値があるだろうか。



という訳でWestern Digital My Book Thunderbolt Duoを導入
ファンレスだから騒音源にならない。お値段約45000円。新たに2TB×2のハードディスクを購入したら約15000円
2台のハードディスクが収まるケース代に30000円という計算。

ちなみにLHR-4BREFU3は購入後数日の間なら返品可能との事だが、まだ未確定。

Western Digital My Book Thunderbolt Duoはハードディスクを2台搭載していて
Raid0、Raid1、JBODに対応している。
ここはせっかくなのでRaid0の超速体験をしてみる。

ロジテックのLHR-4BREFU3に日立の5400回転ハードディスクと
Western Digital My Book Thunderbolt Duoの速度を比較。



まずはロジテックのLHR-4BREFU3
日立の5400回転ハードディスクのシングルモード




そしてWestern Digital My Book Thunderbolt Duo
Raid0





約3倍もの速度向上になった。
これはiMacのカスタマイズしたSSDと同じほどという凄まじい速さ。
しかも4TB。


導入する前はSeagateのGoflex thunderboltとSSDを動画編集の作業用ディスクにしようと思ったけど、速度的にこれで遜色ない上、容量がおよそ同額で購入する8倍。
これでFinal Cut Pro Xの動画編集もストレスなくこなせるだろう。


バックアップはRS-M4QOに2TB×2台のハードディスクをRaid0に組んで
TimeMachineで取る予定。


今回思ったのは、持っている機器(iMac)のポテンシャルを最大限に生かさないと
もったいないということ。
そして、ポテンシャルを最大限に発揮するにはお金が必要なこと。




楽器も同じで、良い物を買うと、
それに見合う周辺機器やメンテナンスには相応のお金がかかる。
それを見越して投資しないとダメだなぁと痛感。



しかし、Thunderboltという技術は転送速度の革命だ。
導入して大満足である。この構成で数年は戦えるはず。良い買い物でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿