2009年12月13日日曜日

Marantz NR1501を購入

マランツのNR1501
http://www.marantz.jp/ce/products/hometheater/avamp/nr1501/index.html
を買いました。





一応自分の使い方を説明すると、DENONのスピーカーに 
音楽制作としてオーディオインターフェースのdigi002rackをアナログ接続。 
音楽鑑賞用にSONYのDVDプレーヤーとデジタル同軸接続。 
iMac early 2008 core 2 Duo 2.8GhzからEDIROLのUA-1Dという昔購入した低価格インターフェースから光接続です。 

高音質のDACを積んだ機器を所有していないのでNR1501のDACを使用。(DACとは、音声のデジタル出力をアナログに変換する機械。CDはデジタルで、それをどこかでアナログに変換しなければいけない。それをCDプレーヤーでやるかアンプでやるかで音質が変わる。アンプの方が良いDACを積んでいる場合はCDプレーヤーをデジタル出力で、CDプレーヤーの方が良いDACを積んでる場合はCDプレーヤーからアナログで接続する。) 

音を出した瞬間にビックリ。目の前に各楽器の音像が出てくる、 
前機種は同じくマランツのPS4500を使用。 
しかしNR1501はそれを軽く凌駕していました。 


しかし、ここで大問題が。 
デジタル接続の場合、トラックの頭に「プチッ」というノイズが入って一瞬途切れてから曲が始まる。なぜだか、デジタル接続の場合は一曲ごとにデコードをして音声入力フォーマットの判別をしていて、そのせいで音が一瞬途切れるらしい。 
実は曲の頭欠け問題は元々把握済みで、マランツが無償で修理している事も知っており、これは修理品である。昔は0.5秒程途切れていたのが0.1秒程に改善されたらいいのだが、ノイズが入るのは修理品かららしい。なんだこの会社。それで改善しているつもりなんだろうか。音楽を扱っている会社として頭がおかしいとしか思えない。曲の間にノイズが乗る事がどれだけ雰囲気をぶち壊すと思っているのだろう。 
音楽好きであればある程、気になるところだと思う。 

購入して1日で販売店に苦情、交換を依頼。お店にある同じNR1501もその場で開けてもらい、試聴したが同じ症状。マランツに連絡を取ってもらい改善品を手配するとのこと。 

数日後、マランツからの回答があったとのことで販売店と話をした。 
マランツは現状「不具合」とも認識しているとのこと。 
しかし改善しようと思うとDACが乗っている基盤ごと取り替えなければならないそうで、現状では対応できないらしい。 
将来対応する可能性もあるとの事だったが、現状では不可能らしい。 
なので、これが「仕様」とのことだそうだ。 

返金もできたのだが、この価格帯で本機のようなAVアンプより音が圧倒的に良いとされるプリメインアンプが見当たらない。要はプリメインアンプの音も大したこと無い。というかNR1501が良いのである。しかもこの価格帯でデジタル入力のあるプリメインアンプが見当たらない。NR1501はアナログ接続なら問題が出ない。 
よって、デジタル入力のノイズは目をつぶり、使い続けようと思い持って帰ってきた。 


しかし、世のメーカーはここまで腐ったのか。 

音楽を聴く機器を作る会社が曲と曲の間にノイズを挟み、頭が欠ける機器を修理品として世に出回らせるのは、音楽を聴くものを馬鹿にした行為だと思う。せめて音質を落としてでもノイズなんて乗るものを作るべきではなかったと個人的には思う。ノイズはCDに詰まったアーティストの感情や芸術を破壊する。こんな単純なことなのに、自分みたいな一般大衆者が買う機器でそれをないがしろにするマランツの先は長くないように思う。高級機を買う酔狂な人よりエントリーゾーンの機器を買う人間の方が多数だと思うし、iPodでもアキュフェーズでも音楽が普通に聴けるのは最低限のことだろう。 




使っているうちに、音切れ、頭欠けはオーディオデコードのせいと言われているがNR1501、よく聴くとホワイトノイズが多い。それを隠すためにどうやらノイズゲート(音が鳴っていない時は無音にする仕組み)を使っているように聴こえ、それのせいでは?と個人的には思っている。 
なにはともあれNR1501を使い続けると決めたので、CDプレーヤーはアナログ接続で高音質なものを導入しようと検討している。 


また、マランツか。。これは策略なのかもしれない。

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