2005年8月15日月曜日

お盆、京都


お盆休みは関西は京都へ、大学のサークルの先輩方々とキャンプに行きました。まずは最初に集まった二人で貴船神社へ向かいます。
何度も来ている筈なのに、駅から神社までこんなに「登山」をする羽目になるとは・・気付かなかった。僕らの横で悠々と駅からバスに乗って通り過ぎていく、涼しい顔をした彼らを横目で追いながら「うらめしや」

しかしようやく登った神社や緑はそれはもう東京では見られない壮大な生を感じた場所でした。一面の深い緑と清流のせせらぎと。蝉。
折角貴船まで来たのだから、と川床で(川の上に畳を敷いて料理を食べる)食事をしようと・・・

一食9,000円は無いやろー。色々な川床のお店に回っても「予約でいっぱい」や「一品料理お断り」等、特に僕らは別に旅をしにきたわけでは無いのだが小汚い格好をしていたので、それだけで厨房の偏屈や店の門番なる和服をまとった中年おばさんの冷ややかな目と態度を全身に浴びて、危うく京都が嫌いになるところでした。だって予約が1時に来ると聞き、12時に出るから食わせてくれ、と掛け合っても却下やから。。なんて心の狭い。

しかし、やはりそんな慈悲のかけらもない?中、ある所にはあるんですねぇ良心的なお店が!

名前は知りません(笑)他の店では一席最低6000円はするのですが、そこでは蕎麦。僕らはにしん蕎麦セットで一人1800円で川床へ下りれるではありませんか。しかも食事中「ご飯少ないね・・」と軽くぼやく(すいません・・)と隣のあばさまが、「私食べないからどうぞ」とご飯をそっと差し出してくれる・・・そんなに僕らは貧乏に見えたのでしょうか(涙)非常に嬉しかったです。やはり良心的なお店には良心的なお客が宿るのでしょう(宿る?)。

てなわけで川床で気を良くした僕らは、後6人集まるキャンプで飛び込み川遊びや、雨と漆黒の闇の中、全然火力の無い焼肉をし、虫や巨大蜘蛛が出現するコテージで飲んだくれながら一夜を過ごしたのでした。
次の日も雨ながらバンドマンの集まる我等はスタジオで二時間、即興ジャムセッションを爆音でくりひろげるのであります。

関西いいね。お盆は今年も良い想い出になりました。

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