2010年3月12日金曜日

AC/DC LIVE さいたまスーパーアリーナ

前回の来日では、学生故に金銭的に厳しく行けなかったAC/DC。
ついに生で見ることができました。しかも最前列から2列目で。

登場したとき、アンガスは「やっぱり老けたなぁ。。」という印象が強かったが、それは完全に間違いだった。
曲が進むにつれ、帽子、上着を一枚ずつ服を脱いでいく。
その度にどんどん若返っていくアンガス。THE JACKでお決まりのパンツ姿になった後は、超ハイボルテージ!口をハフハフさせながら両足でリズムを刻み、ステージを縦横無尽に駆け回る。
意外だったのは大暴れするフロントマンのブライアンとアンガス以外のメンバーは微動だにせず、演奏に徹するという潔さ。それが楽曲の安定感を抜群なものにしていた。AC/DCは好き勝手し放題のムチャクチャなバンドだと勝手に想像していたのだが、計算し尽くされた見せ方と楽曲と実力に裏打ちされたバランスの取れた安定感のあるバンドだった。

ブライアンも演奏はキーを下げているとはいえ、ものすごい迫力で叫び上げる。
ドラマーなんて年など関係なく、スネアへと振り下ろすスティックの高さと叩きっぷりは半端ない。しまいにはタバコを吸いながら叩くとかどれだけカッコいいんだ。

とにかく盛り上がった。ワールドクラスでギャラもトップレベルのバンドの凄まじさを目の前で堪能しました。